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『大阪料理会』は、大阪的な料理の確立・啓蒙を目的に、毎月開催。月ごとに時季に応じた食材をテーマとして与えられた料理人数名が、通常自店で供するものとは異なる料理にチャレンジする。各々創意工夫を凝らし、会場で実際に調理。担当料理人によるプレゼンテーションに次いで、全員に振る舞い試食。会長の上野修三さん、辻調理師専門学校の日本料理主任教授の畑耕一郎先生による解説の後、全員で意見交換を行っている。 テーマ食材は、大阪では“ジャコ”と言われる跳荒蝦（和名：サルエビ）、エカケ漁としてその昔堺でよく水揚げされた赤エイ、太く脂がのる夏が旬の鱸、大坂城の黒塗りの門、玉造付近で栽培が盛んだったことから命名された玉造黒門越瓜、きめ細かく粒が大きい八尾枝豆、ソフトボールのような丸い実で皮が薄く甘みが強い鳥飼なす、里芋の茎でシャキシャキの食感が身上の赤ずいき。 |
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